「すごいね」の後に伝えたい、具体的なほめ言葉
宿題や片付け、きょうだいとの遊びで、実際に見た行動を短く伝える。比べる言葉や次の要求を添えない声かけの例です。
まずは、ここから
「えらいね」だけでなく、何を見てそう思ったのかを伝えてみましょう。「明日の持ち物を一か所に集めたね」のように、目の前の行動を短く言葉にできます。
結果の手前にある行動を見る
テストの点数や完成した作品以外にも、説明を読み直した、道具を用意した、うまくいかなかった部分を直した、といった行動があります。
何にでも「頑張ったね」とつけるのではなく、見たことを確かめてみましょう。取り組んでいるところを見ていなければ、「どうやってやってみたの?」と聞くこともできます。
見たことを、自分の言葉で伝える
次はHabitoチームが考えた例です。丸暗記せず、実際にあった場面に合わせて変えてみてください。
- 宿題:「わからない言葉に印をつけたんだね。一緒に見るところがわかるね。」
- 準備:「明日使う物をランドセルの横に集めたね。」
- 遊び:「妹の番が終わるまで待っていたね。一緒にゲームを続けられたね。」
- こぼした後:「気づいてタオルを持ってきたね。一緒に拭こう。」
次の要求や、他の子との比較を足さない
「本を読んだね。じゃあもう一冊」と続けると、認めてもらえたのか、追加の課題なのかが曖昧になります。その場の行動を伝える言葉と、次の予定は分けてみましょう。
「お兄ちゃんより上手」ではなく、前は手伝っていたことを今回は自分でできた、という本人の変化に目を向ける方法があります。他の子の評価を持ち込む必要はありません。
ほめられたくないときも、うまくいかない日も
「もう言わないで」と言われたら、繰り返して大きくほめるより、短く伝えて終わりにできます。人前より、後で静かに声をかけてほしい子もいます。
結果が残念だった日に、事実と違う言葉で持ち上げなくてもかまいません。「ここはもう一度確かめたんだね。困っているところを一緒に見る?」と、見つけた行動と必要な助けを分けて伝えられます。
よくある質問
たくさんほめた方がよいですか?
回数の目標を決めるより、実際に見たことを自然に伝えてみましょう。何をしても評価されるように感じないか、子どもの反応も見て調整します。
ほめるときはポイントも必要ですか?
必ずしも必要ではありません。感謝や関心は、ごほうびの仕組みの外でも伝えられます。ポイントのある課題は事前の約束に沿って記録し、言葉を追加の作業との交換にしないようにします。
参考資料と補足
新潟県の家庭教育資料とAPAの家庭学習原則を、子どもの行動や変化を認める背景として参考にしました。日本語の場面と声かけはHabitoチーム独自の例です。
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