ほめ方とごほうび

お金をかけないごほうびを、親子で選ぶ

おもちゃを買う以外にも、家族で決められる小さな選択があります。守れる約束にするための、ごほうびメニューと使い方の例。

まずは、ここから

子どもが楽しみにできて、家族が実際に用意できることを選びましょう。小さな追加の選択権を使う方法もありますが、愛情や日常の世話までポイントの条件にはしません。

大人が考える前に、選びたいことを聞く

大人には楽しそうでも、子どもには特別ではない活動もあります。「今週、自分で選んでみたいことはある?」と聞いてから、できる範囲を相談してみましょう。

お金がかからなくても、時間や準備は必要です。公園に行くなら付き添う人や天気も関係します。実行できる見通しのない予定を、先にごほうびとして約束しないようにします。

家にあるもので、追加の選択肢をつくる

以下はHabitoチームの提案です。いつも自由にできていたことを取り上げて、ごほうびとして戻すのではなく、家族で納得できる追加の選択にします。

  • 予定していた家族の遊び時間に、最初のカードゲームを選ぶ。家にあるものから相談する。
  • 夕食の準備中に流す音楽を選ぶ。みんなで聴ける範囲を決めておく。
  • いつもの散歩で、安全な二つの道からコースを選ぶ。天気と安全は大人が確認する。
  • 家にある材料でできる週末の工作を選ぶ。買い足しが必要なら別に相談する。

いつ使えるかまで、約束に入れる

「週末の遊びを選ぶ」だけでは、時間や参加する人が曖昧です。「土曜の午後、家族の遊び時間に最初のゲームを選ぶ。予定が変わったら日曜の可能な時間を相談する」といった形にできます。

すでに達成したごほうびを、その後の別の失敗で取り消さない約束も考えてみましょう。大人の都合で難しくなった場合は、理由を伝え、実行できる代わりの案を子どもと決めます。

家族の関係まで取引にしない

抱きしめてもらうこと、話を聞いてもらうこと、食事や休憩は、ポイントを集めて手に入れるものではありません。安全のための決まりも、ごほうびの交渉とは分けて伝えます。

何でも取引になるようなら、練習したい行動をひとつに絞ります。Habitoを使う場合も、実際に合意したやることとごほうびだけを登録し、暮らしに合わなくなった約束は一緒に見直せます。

よくある質問

おもちゃが欲しいとしか言いません。

欲しい気持ちを受け止めながら、家族の予算やできる範囲を伝えます。興味のない活動を無理によいごほうびとするのではなく、選びたいものがあるかを一緒に探します。

きょうだいは同じごほうびにするべきですか?

興味が違えば、同じでなくてもかまいません。ただし、共有する場所や他の家族の時間に関わる選択は相談し、誰かの基本的な機会を奪わないようにします。

参考資料と補足

AAPのごほうびに関する資料と、新潟県の子どもの頑張りを認める家庭教育資料を背景にしています。日本の家庭向けのメニューや約束の例はHabitoチームが独自に作成しました。

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