気持ちと親子の会話

「学校どうだった?」に答えが短い日の会話

給食、休み時間、授業のひと場面から話してみる。子どもに一日を報告させずに、聞く時間をつくる質問の例です。

まずは、ここから

一日全部ではなく、ひとつの場面を聞いてみましょう。答えたくない日は待つこともできます。質問を増やすより、出てきた言葉をゆっくり受け止めてみます。

帰宅直後に、全部聞かなくても大丈夫

ランドセルを下ろしたばかりの時間や学童のお迎えで、宿題、友達、給食を続けて聞くと、確認の時間になりがちです。まず休みたいかを見て、散歩や夕食の準備など、並んで過ごす時間に話してみる方法もあります。

保護者から、自分の一日にあった小さな出来事を話してもかまいません。同じ長さの話を返してもらう交換条件にはしないようにします。

ひとつの場面を思い出す質問

次の例からひとつ選んでみてください。全部聞き終えることより、子どもが出した言葉を手がかりにします。

  • 今日の給食で、気になったものはあった?
  • 休み時間は、どの場所にいることが多かった?
  • 図工や授業で、面白いと思ったことはあった?
  • 今日やったことで、明日もやってみたいことはある?

答えが返ってきたら、すぐに教えない

「遊ぶものが決まらなかった」という話なら、誰が悪かったかを決める前に、「何をして遊ぶか迷ったんだね」と受け止められます。続けたそうなら、その後どうなったかを聞いてみます。

助言が必要かわからないときは、「聞いていてほしい? 一緒に考えてみる?」と確かめられます。短いやり取りでも、話す時間が持てたと考えてよいでしょう。

今は話したくないときの終え方

「今はいい」と言われたら、「わかった。話したくなったら夕食の後にも聞けるよ」と、可能な時間を伝えて終えられます。大人が忙しい場合も、聞ける時を伝えたら、後で戻ることを大切にします。

安全に関わることや続いている困り事がわかったら、質問遊びを続けるより必要な支援を考えます。学校の予定や連絡事項は、配信や先生との連絡でも確認でき、すべてを子どもの報告に頼る必要はありません。

よくある質問

学校のことをほとんど話しません。

毎日詳しい報告を求めず、興味のある話題でつながる時間も持ってみましょう。保護者として必要な情報は学校の連絡手段を使い、話したいときに聞けることを伝えておけます。

友達の名前を聞きたくなります。

名前を知ることより、どんな経験で、助けが必要かを先に聞いてみます。安全や問題解決のために具体的な情報が必要なら、理由を説明して尋ねられます。

参考資料と補足

新潟県の家庭教育資料「話を聞くときのポイント」を参考にしました。給食や学童の場面、質問の例はHabitoチームの提案で、話したくないことを聞き出す方法ではありません。

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