読書習慣は「何ページ」より、また開きたくなる一冊から
図書館での本選び、読み聞かせ、交代読み。読書感想文とは別に、親子で本を楽しむ時間としおりの例を紹介します。
まずは、ここから
一冊を読み切ることより、また本を開けるきっかけを残してみましょう。子どもが選んだ本を一緒に見て、気になったことをひとつ話すところから始められます。
本が苦手なのか、読む課題が重いのか
ひとりで読むのは嫌でも、読み聞かせは聞きたい、図鑑の写真なら見たいということもあります。選ぶのが難しいのか、知らない言葉が多いのか、読んだ後に感想を書くのが負担なのかを分けて聞いてみます。
学校の音読や読書記録と、自由に本を楽しむ時間は目的が違います。学校から指定された部分を確認したうえで、自由に選べる時間まで毎回テストにしない工夫ができます。
図書館では、好きなものを手がかりにする
地域の図書館や学校図書館で、子どもが気になるテーマから探してみましょう。乗り物、動物、物語、漫画形式の本など、興味の入口はいろいろあります。迷ったら司書に相談する方法もあります。
家では手に取りやすい場所に本を置きます。保護者が読む日、交代で読む日、別々の本を近くで読む日があってもかまいません。毎回同じ読み方にそろえる必要はありません。
「次に開く」しおりをつくる
次はHabitoチームが考えた例です。全部書く必要はなく、ひとつを話すだけでも使えます。感想文を増やすための用紙ではありません。
- 次はここから:______ ページ/______ の場面。
- 残しておきたいこと:気になった絵、初めて知ったこと、聞いてみたい言葉。
- 次の読み方:ひとりで/交代で/読んでもらう。
冊数だけで終わらない会話にする
「何ページ読んだ?」だけでなく、「次は何を見てみたい?」と聞いてみましょう。保護者も自分が読んだものから面白かったことを話せます。同じ長さの感想を子どもに求めなくても大丈夫です。
続けにくいときは、本の長さ、形式、読む人のうち、ひとつだけ変えてみます。読むこと自体に困り続けている様子なら、学校ではどうか、どんな支援があるかを先生に相談できます。
よくある質問
漫画ばかり選びます。
自由に読む時間には、その本のどこが好きなのかを知る入口にできます。別の形式も紹介したいなら、同じテーマの図鑑や物語を提案し、好きな本を読んだ経験まで否定しないようにします。
毎日同じページ数を決めるべきですか?
このガイドでは必要な分量を決めていません。本や家庭の予定に合わせて調整し、読めなかった分を翌日に倍にする必要もありません。
参考資料と補足
新潟県の家庭教育支援ガイドブックの家庭読書資料を参考にしました。しおりと本選びの例はHabitoチームの提案で、読書力への効果を検証したものではありません。
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